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news 2007.10.11

ボーイング787型機のデリバリーが6ヶ月延期

ボーイングが開発を進めている新世代機B787の納入が6ヶ月遅れることが明らかになった。
これによりローンチカスタマーである全日空(ANA)への納入は2008年11〜12月にずれ込み、初飛行についてもさらに遅れて2008年の第1四半期初頭までずれ込む見通し。
当初ボーイングは2008年5月にデリバリーを予定し、先月9月に開かれたテレフォンカンファレンスでも、初飛行を3ヶ月遅れの今年11月中旬〜12月中旬になるとの見通しを示していたものの、ANAの5月引渡しはスケジュール通りとしていた。

今回のB787型機の納入遅れについて、全日空はB787に代替する現行のB767を延長継続して運航することで、B787の納入遅れをリカバリーできることから、この件により直ちに事業計画の見直しを迫られることはないとの見通しを示した。さらにB787導入スケジュールが全体的に遅れるのではなく、徐々に遅れを取り戻し、2010年頃にはスケジュール通りになるという見通しも示している。
しかし、ANAはかねてより来夏の北京オリンピックにB787で選手団やツアーを送り込むことを公表しており、B787の絶好のアピールの場と期待されていたが、納入の遅れにより北京オリンピックでのB787北京線運航は断念せざるを得ない状況となった。

一方、8月に機体を受領予定だった日本航空(JAL)では、今回の遅れについて、現行のB767などを活用しながら半年程度であれば機材計画のなかでカバーできるとしている。
日本航空のB787導入計画は、2008年度内に4機を導入、さらに2013年度までに発注文の全35機を受領する計画だった。

また、カンタス航空(QFA)は、今回の遅れについて「著しい影響は出ない」としながらも、初号機の受領が当初予定の2008年8月から2009年以降にずれ込むと発表。
同社はB787型機を65機確定発注、また20機のオプション、30機の購入権を持つ。機材はまず2008年8月より2009年12月にかけて15機を受領し、全てグループ会社のジェットスター航空(JST)に充てる計画だった。JSTは来年秋頃の本格運用を予定しており、その際は日本路線への投入、拡大も視野に入れていたことから、受領延期に伴い日本路線への影響が懸念される。



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