■1月の日本人出国者数 3.2%減
国際観光振興機構(JNTO)が発表した2008年1月の出国日本人数は、前年同月比3.2%減(約4万5000人減)の136万3000人となり、昨年5月以来9ヶ月連続の前年割れとなった。
1月より更に値上げされた燃油サーチャージや依然続く円安による影響のほか、食品安全問題などで中国への需要が伸び悩んだことも要因と見られている。
また、同日発表された2007年11月実績によると、2007年1月〜11月累計では、20〜30代及び50代の需要減少、地方空港からの出国者減少、さらには首都圏についても伸び悩み傾向が顕著になってきている。
出国空港別に見ると、成田空港における2007年1月〜11月の日本人出国者数は0.8%減、羽田空港は羽田-虹橋線が押し上げ効果となって6.9%増、成田・羽田合計では0.5%減の926万7042人と、首都圏からの出国者数も微減という結果となった。
このほか中部は2.6%増と好調を保ち、広島空港、岡山空港は0.6〜0.7%と微増を維持しているものの、関空は4.7%減と不振、新千歳も8.0%減、仙台7.5%減、福岡3.4%減と多くの空港で出国者が減少しており、地方における海外旅行需要の低迷が続いている。
これらの結果を性別・年代別に見ると、男女共に20・30・50代が減少、特に20〜34歳代の落ち込みが大きかった。このうち、20〜34歳の女性は期間全ての月で前年実績を下回り、男性も学生旅行シーズンの3月を除いて全月で前年割れとなった。一方、40代及び60代は男女共に増加、10代は男性が増加、15〜19歳女性が減少している。
出国者数低迷の一方で、1月の訪日外客数は前年同月比15.2%増の71万1800人と伸張した。70万人突破は1月としては初で、過去最高の記録となる。
【 空港別 日本人出国者数 】
空港 |
実績 |
前年比 |
| 成田 |
880万6269人 |
0.8%減 |
| 関西 |
339万1492人 |
4.7%減 |
| 中部 |
181万9233人 |
2.6%増 |
| 福岡 |
62万5332人 |
3.4%減 |
| 羽田 |
41万3669人 |
6.9%増 |
| 広島 |
12万4433人 |
0.6%増 |
| 新千歳 |
9万3819人 |
8.0%減 |
| 仙台 |
8万6182人 |
7.5%減 |
| 岡山 |
8万283人 |
0.7%増 |
| 新潟 |
6万4626人 |
3.0%減 |
| 那覇 |
4万3924人 |
4.3%減 |
【 年代別・性別 日本人出国者数 】
年代 |
男性 |
前年比 |
女性 |
前年比 |
| 0〜4歳 |
11万2043人 |
1.5%減 |
10万9194人 |
1.3%減 |
| 5〜9歳 |
14万107人 |
0.7%減 |
13万6619人 |
1.5%減 |
| 10〜14歳 |
13万7307人 |
1.3%増 |
14万2731人 |
0.3%増 |
| 15〜19歳 |
19万7766人 |
0.1%増 |
26万9728人 |
2.8%減 |
| 20〜24歳 |
38万8890人 |
4.1%減 |
72万5712人 |
6.0%減 |
| 25〜29歳 |
63万2652人 |
5.0%減 |
87万6842人 |
5.8%減 |
| 30〜34歳 |
89万8190人 |
6.3%減 |
80万1866人 |
6.3%減 |
| 35〜39歳 |
104万6628人 |
3.7%減 |
62万3910人 |
1.0%減 |
| 40〜44歳 |
106万2859人 |
1.4%増 |
46万9349人 |
4.0%増 |
| 45〜49歳 |
99万8599人 |
2.3%増 |
41万3891人 |
2.3%増 |
| 50〜54歳 |
86万2883人 |
2.8%減 |
45万9403人 |
3.9%減 |
| 55〜59歳 |
98万3885人 |
6.5%減 |
61万8251人 |
5.6%減 |
| 60〜64歳 |
73万2812人 |
10.4%増 |
53万890人 |
7.4%増 |
| 65〜69歳 |
46万163人 |
4.1%増 |
37万5512人 |
4.1%増 |
| 70歳以上 |
39万1905人 |
5.9%増 |
32万3360人 |
6.2%増 |
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