■2月の成田空港運営概況と内際線旅客数
◇成田2月 内際線旅客数1%減少、日本人旅客の前年割れ続く
成田国際空港会社(NAA)がまとめた2008年2月の空港運営概況によると、内際線合計の旅客数は前年同月比1%減の273万9683人で、国際線旅客数はほぼ前年並み、国内線旅客数は4%減となっている。
国際線旅客数のうち、日本人旅客数は2%減と前年割れ、外国人旅客数は8%増加、通過客は7%減。
また、航空機発着回数をみると、内際線合計で3%増の1万5254回となっており、うちA滑走路が4%増の1万397回、B滑走路は3%増の4857回だった。
◇2月の日本人出国者数、10ヶ月連続マイナス
国際観光振興機構(JNTO)によると、2月の日本人出国者数は前年同月比0.7%(約1万人)減の136万8000人となり、昨年5月以来10ヶ月連続で前年を下回った。1〜2月の累計では2.0%減の273万1000人。
要因としては、2月の為替レートが米ドルは円高基調だったもののユーロ、豪ドルは円安基調で推移したことや、中国製餃子中毒事件や中国中南部の寒波で中国需要が伸び悩んだこと、また、20〜30代の海外旅行の低迷などが挙げられる。なお、60代の海外旅行は堅調だった。
一方で、訪日外客数は前年同月比10.3%(6万5300人)増の69万6600人となり、2月としては過去最高を記録している。訪日外客数は2006年3月以降24ヶ月連続で増加、2月も主要7市場で二桁増を記録した。
市場別に見ると、韓国、中国、香港、タイ、シンガポール、オーストラリア、カナダ、イギリス、ドイツ、フランスからの訪日客が過去最高を記録している。
◇JAL2月、国際旅客3%減
日本航空(JAL)が発表した2008年2月の輸送実績によると、国際線の旅客数は前年同月比3%減の106万5818人、利用率は1.1ポイント減の71.8%だった。
方面別に見ると、太平洋線の旅客数が3.3%増、韓国線も3.1%増、利用率も1.2ポイント増と好調なのに対し、オセアニア線は旅客数が30.4%減と3割を超える大幅減少となっている。
【国際線方面別実績】
・太平洋線 = 旅客数: 19万8819人(3.3%増) 利用率: 73.2%(2.9ポイント減)
・欧州線 = 旅客数: 9万7623人(0.8%増) 利用率: 74.5%(2.3ポイント増)
・東南アジア線 = 旅客数: 36万3823人(3.6%減) 利用率: 71%(0.4ポイント増)
・オセアニア線 = 旅客数: 4万7322人(30.4%減) 利用率: 83.3%(1.4ポイント増)
・グアム線 = 旅客数: 4万7613人(5%減) 利用率: 81%(1.7ポイント増)
・韓国線 = 旅客数: 15万6287人(3.1%増) 利用率: 82%(1.2ポイント増)
・中国線 = 旅客数: 15万4331人(4.9%減) 利用率: 49.9%(7.1ポイント減)
◇国内線2月旅客、99%と若干減
航空局が集計した2008年2月の国内線旅客数は、721万2000人で前年比98.9%、利用率は65%だった。
路線別では幹線が308万7000人で前年比100.5%、利用率は68.9%。またローカル線の旅客数は412万4000人で前年比97.8%、利用率は61.8%だった。
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