成田・羽田一体運用 ハブ(拠点)化の構想
成田は、2009年10月のB滑走路北進により2010年3月より2万回増便される。
羽田は、4本目の滑走路整備により、2010年の秋に昼間3万回、夜3万回の計6万回増便の予定。
しかし、年間発着回数を成田22万回、羽田40.7万回に増やしても、航空容量は2014年には限界に達す見込み。2030年に首都圏の航空需要は、年間発着回数94万回になるとも試算されている。
今後、成田と羽田は、一体運用してアジアの航空需要に対応していく必要がある。
成田国際空港会社(NAA)の森中小三郎社長は、朝日新聞のインタビューで、
「国内空港を経由して海外空港に乗り継ぐ「ハブ」と、海外路線と国内を含む近隣諸国へと乗り継ぐ「ハブ」、それぞれを強化していく。」とした。
これは、国内線を今まで札幌や仙台など主要8空港に限っていたものを12〜16箇所に広げるという事と、
成田のネットワークを生かし、韓国から成田に乗りついで別の国へ行くなど、乗り継ぎ客の取り込みに力を入れていくということである。
また、東アジアの各国で4000メートル級の滑走路が次々と整備されている事を受け、今年10月に2500メートルに延伸されたB滑走路で更なる延伸(3500メートル)もありうるとの構想を示した。
東関東自動車道を横切る形でさらに延伸し、3500メートルまで伸ばす事ができれば、欧州や米国東海岸までの大型機にも対応できる。コスト的には、羽田に5本目の滑走路を作るよりも安く出来る。
成田は、発着回数年30万回へ拡大の構想もあり、この点についても今後議論が本格化すると思われる。
日本の国益に大きく関わってくると思われる、今後の空港運用。
10年先20年先を見据え、成田・羽田の一体的な運用を考えていかなければいけない。
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